ゾーン制運賃
「ゾーン制運賃」とは、鉄道やバスなど公共交通の運賃制度の一つです。
一般的には、街の中心部から同心円状に複数の「ゾーン」を設定して、乗車してから下車するまでにいくつのゾーンを通過したかで運賃が決まる方式です。
同一ゾーン内の場合は、Aゾーンは200円、Bゾーンは250円というように、ゾーンごとに運賃を設定しておき、基本的には同じゾーン内なら何回乗り降りしても運賃が上がらないように設定する場合もあります。
一駅ごとに運賃が上がったり、乗り換えや乗り継ぎのたびに新たに運賃が加算されていくと、どうしても「運賃が高い」というイメージができてしまいます。
ゾーン制の運賃体系を導入して、電車もバスも共通の運賃体系になっていたり、同一ゾーン内なら何度乗り降りしても運賃が加算されないなら、 割高感や煩雑感は感じにくいといえます。