フランス・アヴィニョンで実物大のLRVモックアップ展示

フランス・アヴィニョンでは、LRV(ライト・レール・ヴィークル/LRT用の車両)の実物大モックアップの展示がおこなわれています。
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展示されているのは、アルストム社製のLRV「シタディス」の先頭部分です。
海外でLRTを導入する場合、これまでに宇都宮市が行っているようなさまざまな情報開示、市民向け説明に加えて、このように車両や停留所などの実物大模型を展示して、理解促進を図るケースがあります。

「シタディス」は、世界各地で導入が進むLRVで、さまざまなバリエーションがあります。
ベースとなるコアの部分の設計は共通化することでコストダウンを図り、細かい仕様は導入する都市、事業者の注文によって変える仕様になっています。

日本ではまだ「シタディス」の導入例はありませんが、 今年6月、「アルストム」とJR東日本グループの鉄道車両メーカー「総合車両製作所」が、「シタディス」の日本国内導入に向けた協力体制を構築することに合意しています。