宇都宮市と芳賀町を含め、全国19の自治体がLRTの新規導入などについて具体的な整備や計画策定に取り組んでいます。
詳しくはこちら→ 下野新聞 2017年3月6日報道
下野新聞の報道によりますと、新規にLRT(軽量軌道交通)を導入したり、既存の鉄軌道をLRT化しようと具体的に検討、または計画策定に取り組んでいる自治体は、全国で19に上ります。
すでに整備状態にあるのは、富山(地方鉄道をLRT化し、既存の路面電車を環状化)、福井(運営会社が異なる鉄道と軌道を新型の低床電車が直通運転、福井駅への延伸)、札幌(市電を環状化)の3都市です。
具体的な検討段階にあるのは、宇都宮市と芳賀町です。
計画があるのは、さいたま市や東京・豊島区、高松市、岡山市・総社市などです。
LRTの整備を検討する自治体が増えた背景には、「上下分離方式」(行政が軌道を整備し、運行は民間に委ねる方式)についての法整備や国の補助制度が整ってきたこと、自動車中心の都市構造から公共交通を活用した新たなまちづくりに注目が集まっていることなどが挙げられます。