鉄道・軌道の直通運転を実施している福井鉄道とえちぜん鉄道、低床電車「フクラム」「キーボ」合わせて5色の電車が好評です。
詳しくはこちら→ 福井新聞 2017年2月18日報道
福井鉄道は、福井市内の軌道区間と郊外の鉄道区間を直通運転していて、駅や車両の低床化や近代化を進めながらLRT(軽量機動交通)化を推進しています。
同鉄道の低床電車「F1000形」通称「フクラム」は、2013年に第1編成(オレンジ色)を導入して以降、第2編成(青色)、第3編成(緑色)、第4編成(さくら色)の、計4編成を導入しました。
この電車は、3車体連接構造の100%低床LRV(LRT用の車両)で、編成の長さは27.16m、車体の幅は2.65mと、国内のLRVとしては現時点では最大規模の車両です。
近未来的でスタイリッシュな姿と鮮やかな色彩であること、大型で輸送力があり快適性も高いことから、人気を博しています。
えちぜん鉄道の「L形」通称「キーボ」は、福井鉄道の3車体連接構造の「フクラム」を2車体連接構造に変更した構造の低床LRVです。
編成の長さは18.7m、車体の幅は2.65mで、車内の広さに余裕があります。
2016年に2編成が導入され、愛嬌があるマスクと黄色い車体カラーが相まって、こちらも好評を博しています。
なお、芳賀・宇都宮LRTが開業時点で導入を予定している車両は、編成長が「30m級」、車体幅は「2.65m」だと公表されています。