宇都宮市は、LRTについて効果的な広報活動の手法などを検討するため、庁内横断的な組織を設置しました。
詳しくはこちら→ 下野新聞 2016年12月13日報道
庁内横断組織は、これからの新しいまちづくりや、東西基幹交通として今後の宇都宮市を支えていくLRT(軽量軌道交通)に関する情報を、より多くの市民に、これまで以上に分かりやすく伝えるため、12月6日に発足しました。
LRT整備室がある建設部をはじめ、総合政策部、都市整備部など、関係する複数の部署で構成されています。
宇都宮市の佐藤 栄一(さとう・えいいち)市長は、12月12日の市議会一般質問でLRT(軽量軌道交通)事業について発言し、今年度は着工を急がず、市民向けの説明を強化する方針を示しました。
詳しくはこちら→ 産経ニュース 2016年12月13日報道
また、11月末の市長選の際、誤った情報が流布され混乱した市民が少なくなかったことから、より多くの市民に正確な情報を分かりやすく伝えることの重要性が増しているとして、映像や漫画などを活用したり、実物大の車両模型(モックアップ)を設置するなど、オープンハウスを常設化する考えも示しています。
海外のLRT先進都市では、計画段階の早い時点で公共施設などに実物大の車両模型を展示して、市民理解を強化することがあります。
車両だけでなく、停留所など周辺の環境もセットで設置すれば、実際に整備された状況に近づけることができるため、より実感的になります。