宇都宮LRT、ICカード乗車券を補完するQR乗車券も導入の方針

ICカード乗車券の利用を前提とする方針の宇都宮LRTについて、宇都宮市はQR乗車券も併せて導入する方針です。

詳しくはこちら→ 日本経済新聞 2016年10月19日報道

宇都宮市と芳賀町がインフラを整備し、官民共同で設立した「宇都宮ライトレール」が運行するLRT(軽量軌道交通)は、ICカード乗車券の利用を前提とした事実上の「信用乗車方式」を日本で初めて導入することを検討しています。

この方式は、電停(駅)では全ドアが開閉して、乗客は車内や主要電停に設置されるカード読み取り機に自分でICカード乗車券をタッチして自己検札するため、従来の路面電車やバスに比べると飛躍的に乗り降りがスムーズになるという特長があります。
ICカード乗車券を持っていない人向けには、紙の「QR乗車券」を発行して対応することも検討しています。
「QR乗車券」は、紙にQRコードを印刷したものです。
車内や主要電停に設置するカード読み取り機にQRコードを読み取らせる方式のため、紙詰まりの心配がなく、処理が速く、保守や管理が容易という特色があります。