宇都宮市は、LRT沿線の「ゆいの杜」地区(テクノポリスセンター)に小学校の新設を検討しています。
詳しくはこちら→ 下野新聞 2016年6月11日公開
「ゆいの杜(もり)」地区は、宇都宮市と芳賀町が進めるLRT(軽量軌道交通)事業の計画ルート上にあります。
新興住宅地として宅地造成が進んでいる地域で、人口増加に伴ってスーパーなどの大型店舗が集積していて、LRT開通後は人口がさらに増加することが予測されています。
現在「ゆいの杜」地区内に小学校はなく、児童は近隣の清原中央小学校に通学しています。
ただ、清原中央小学校までの通学距離は約3kmと遠いうえに、交通量が極めて多い道路を横断する必要があるため、きわめて危険性が高いことが指摘されています。
また、「ゆいの杜」地区の人口増加に伴って児童数が急増していて、2015年度には1~2年生の半数が「ゆいの杜」地区に居住するに至っています。このまま児童数が増加し続けると、将来的に教室数が不足する可能性があります。
このため宇都宮市では、「ゆいの杜」地区内の小学校新設を検討することになりました。
関係者によると、今秋設計に着手できれば、2021年度頃の開校見通しとのことです。