「熊本都市圏総合交通計画協議会」は、熊本市電の延伸を含む「都市交通マスタープラン」の素案をまとめました。
詳しくはこちら→ 熊本日日新聞 2016年1月27日報道
「熊本都市圏総合交通計画協議会」は、熊本市電の延伸を含む「都市交通マスタープラン」の素案をまとめました。http://kumanichi.com/news/local/main/20160127006.xhtml「熊本都市圏総合交通計...
Posted by 雷都レールとちぎ on 2016年1月28日
「熊本都市圏総合交通計画協議会」は、国と熊本県、熊本市、学識者などで構成されています。
今回まとめられた「都市交通マスタープラン」の素案は、2012年に実施した熊本都市圏の住民(97,000人)の交通実態調査などがベースにして、今後20年間の施策の方向性を示すものです。
素案では、少子高齢化や人口減少などに対応できるよう、過度なマイカー依存を改めて、公共交通ネットワークを再構築して、地域特性に合った交通体系づくりを目指すべきだという内容です。
公共交通ネットワークについては、熊本市の中心部から放射状に8方向の基幹軸を設定して、定時性と速達性、輸送力を強化するとしました。
具体的には、JR豊肥線に新駅を2駅設けること、熊本市電の路線を3方向に延伸すること、熊本市電と熊本電鉄を結節すること、バスの乗り換え拠点(トランジットセンター)を8箇所整備することなどを挙げています。
利用者が減っている路線バスは、幹線系統と支線系統に分割して運行の効率化を図りつつ、乗り換え拠点での円滑な乗り継ぎ・乗り換えを実現するとしています。