朝日新聞、連載記事で宇都宮浄人(きよひと)関西大学教授を紹介

公共交通の利便性を高めて、街や地域の再生に活用する重要性を説く関西大学の宇都宮浄人(うつのみや・きよひと)教授が、朝日新聞の連載記事「ひと」で紹介されました。

詳しくはこちら→朝日新聞 2015年11月4日報道

公共交通の利便性を高めて、街や地域の再生に活用する重要性を説く関西大学の宇都宮浄人(うつのみや・きよひと)教授。今朝の朝日新聞で紹介されました。http://digital.asahi.com/articles/DA3S12050265.html?rm=150

Posted by 雷都レールとちぎ on 2015年11月4日

宇都宮教授は、日本銀行で物価統計課長など調査統計の仕事に携わり、2011年から関西大学の教授に転じました。
2014年11月開催の第7回「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」in 宇都宮では、市民フォーラムで「地方都市の交通まちづくり」と題した基調講演を行ったほか、パネルディスカッションのパネラーのお一人としても登壇しています。
著書でも積極的に発信され、近著『地域再生の戦略:「交通まちづくり」というアプローチ』(ちくま新書)では、公共交通ネットワークの拡充で街の再生に取り組む富山市などの事例を紹介しています。


宇都宮教授は、道路への公金投入に無頓着な人が多い一方、鉄道やバスなど公共交通への公的支援に冷淡な人が多い状況をについて、意識改革が必要だと考えています。
公共交通と連動したまちづくりを進めることで中心市街地の活性化が実現できるなら、投資した以上の値打ちがあるとして、「赤字か黒字かなんて、目先だけの不毛な議論は終わりにしませんか」と提唱。
過度な車依存からの脱却、公共交通と車の上手な使い分け、公共交通とまちづくりの密接な連携などを積極的に発信しています。