宇都宮市の佐藤市長と芳賀町の見目町長は、6月8日(月)栃木県の福田知事と面会して、LRT事業への最大限の財政支援などを求める要望書を手渡しました。
詳しくはこちら→ 下野新聞 2015年6月9日報道
宇都宮市の佐藤 栄一(さとう・えいいち)市長と芳賀町の見目 匡(けんもく・ただし)町長は、宇都宮市と芳賀町が共同で整備するLRT(軽量軌道交通)について、整備手続きが円滑に進んで早期整備が実現するよう、栃木県から最大限の財政支援と、指導、助言を求める要望書を栃木県の福田 富一(ふくだ・とみかず)知事に提出しました。
福田知事に手渡された要望書では、LRTが栃木県の県央地域を東西方向に結ぶ基軸となる公共交通で、広域的な公共交通の利便性向上につながることを指摘。栃木県、宇都宮市、芳賀町、関係市町が一体となって事業に取り組むことが必要だとしています。
また、栃木県が策定した「人にやさしい県土60分構想」を実現するうえでLRTは大きな役割を担うとして、事業効果の大きさを指摘しています。
LRTは、JR宇都宮駅から本田技研北門(芳賀・高根沢工業団地)まで、約15kmを「優先整備区間」として整備します。
事業費の1/2は国が補助し、残り1/2が地方がまかないます。
宇都宮市は、栃木県に地方負担分の1/2程度を支援してもらいたいとしています。
福田知事は、事業計画の具体的な進展を見据えながら、県の役割や支援の内容について検討したいと応じています。