栃木県の福田富一知事は、産経新聞の新春インタビュー取材に応じて、宇都宮市と芳賀町が共同で進めるLRTについて「積極的に支援していきます」と述べました。
詳しくはこちら→ 産経新聞 2015年1月4日報道
栃木県の福田富一(とみかず)知事は、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックへの対応や、景気・雇用対策、相次ぐ災害への対応、女性が働く環境整備や子育て支援対策、LRTや地域公共交通など、県政の課題や施策について、産経新聞の新春インタビュー取材に応えました。
宇都宮市と芳賀町が共同で導入準備を進めるLRT(軽量軌道交通)については、東北新幹線やJR・東武鉄道の在来線、路線バス、地域内交通などと結節することで、公共交通ネットワークを充実させる有効なツールだと評価したうえで、宇都宮市と芳賀町の取り組みを積極的に支援していくと表明しました。
また、民間の路線バスなどの地域公共交通については、利用者の減少で従来の運行方法では維持困難になっているため、それぞれの地域で公共交通サービスを維持・充実するには、市や町が主体となって、交通事業者や地域住民と連携する必要があると指摘。公共交通サービスを維持・充実させる市や町に対して、県は路線バスやデマンド交通の運行費の補助や利用環境の整備を実施するほか、地域内交通の維持・充実については県生活交通対策協議会を通じて協議・調整を図る方針です。