宇都宮市と函館市は、2016年3月に北海道新幹線の新青森~新函館北斗間が開業することを受けて、速達列車「はやぶさ」の宇都宮駅停車を実現するため連携することで合意しました。
詳しくはこちら→ 下野新聞 2014年12月1日報道
両市の市長、市議会議長、商工会議所会頭は、12月1日に函館市内で3者会議を開催して、1日17往復が運行見通しの速達列車(停車駅が少なく所要時間が短い列車)「はやぶさ」の内、数往復はJR宇都宮駅に停車させるよう連携して取り組んでいくことで合意しました。
「はやぶさ」がJR宇都宮駅に停車すれば、乗り換えなしで新函館北斗駅まで移動できます。
宇都宮市は「はやぶさ」の停車を実現させたい意向、函館市は北関東からの誘客を図りたい意向で、両市の思惑は一致しています。
宇都宮市の佐藤栄一市長は、2市の連携が決まり、これからが正念場だと語っています。
函館市の工藤寿樹市長は、すでに東京周辺からの誘客は十分である一方、北関東エリアや南関東エリアからの誘客が不十分だった点に触れて、「はやぶさ」のJR宇都宮駅への停車について、「JR東日本や国土交通省、国会議員に理解してもらう必要がある」と述べました。