交通と環境とまちづくりを考えるフォーラム、 第7回「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」in 宇都宮 を、2014年11月29日(土)に宇都宮市で開催します。
詳しくはこちら→ 交通まちづくりの広場、雷都レールとちぎ
開催概要は次の通りです。
【開催テーマ】
「いつでも・だれでも・どこへでも ~みんなで創ろう"交通まちづくり" ~」
【開催日時・会場】
2014年11月29日(土)
(1)研究発表大会 10:00~ 宇都宮共和大学・宇都宮シティキャンパス
(2)市民フォーラム 13:30~ ホテルニューイタヤ
(3)交流会 17:30~19:30 ホテルニューイタヤ
【主催】
第7回 「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」in 宇都宮 実行委員会
委員長:古池 弘隆 宇都宮共和大学教授(宇都宮大学名誉教授)
【開催内容】
(1)研究発表大会(参加無料)
交通やまちづくりに関する日頃の研究や、国内外の知見の紹介などを、テーマ別の教室に分かれて発表します。
当日の発表内容を収録する資料集の販売も実施します。
(2)市民フォーラム(主催:宇都宮市、参加無料)
交通まちづくり に関する講演・報告と、パネルディスカッションを実施 します 。
・基調講演「地方都市の交通まちづくり ~政策基本法を踏えて~」
宇都宮 浄人 氏(関西大学経済部教授)
・報告「宇都宮における 交通まちづくり ~将来の宇都宮~」
荒川 辰雄 氏(宇都宮市副市長)
・パネルディスカッション「みんなで創ろう宇都宮の交通まちづくり ~その課題と挑戦~」
パネリスト
山本 卓朗 氏(未来のまち・交通鉄道を構想するプラットフォーム会長 )
古倉 宗治 氏(三井住友トラス基礎研究所理事)
宇都宮 浄人 氏(宇都宮市副市長)
荒川 辰雄 氏(宇都宮市副市長)
コーディネーター
古池 弘隆 氏( 宇都宮共和大学教授/宇都宮大学名誉教授)
(3)交流会(参加費:4,000円、事前申込みが必要)
会費制として、懇親・情報交換の場とします。
「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」は、2005年に宇都宮市で初めて開催されて以降、全国各地で開催されてきました。
第1回が開催された9年前と比べると、少子高齢化の問題がより深刻になり、地方主要都市の中心市街地街地の衰退が進み、地域公共交通のサービス水準が低下するなど、健康で安全な生活を保ち続けるためには従来以上の積極的な取り組みが都市経営にとって重要になっています。
こうしたさまざまな課題を解決するためには、これまでのような過度なマイカー依存を改めて、人々の生活の質を支える多様な移動手段の確保や整備が不可欠で、環境負荷の低減や、地域活性化に結びつく「人と環境にやさしい新たな交通システム」の導入が求められています。
近年は自転車交通のあり方やその役割についての議論も活発化しています。
このような中、 2016年(平成28年)にLRT(軽量軌道交通)の着工をめざし、新たな公共交通ネットワークの構築に取り組んでいる宇都宮市で、再び「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」を開催する運びとなりました。
宇都宮市では、便利な公共交通ネットワークによって人々の生活の質を高めていく「ネットワーク型コンパクトシティ」づくりを目指すと共に、移動における自転車の役割を高めていく取り組みを進めています。
今回の全国大会が宇都宮市で開催され、さまざまな課題を解決するために建設的な議論を深めていくことは、たいへん有意義であると考えています。