横浜市、臨海部と横浜駅などを結ぶLRT導入に向けて調査実施

横浜市は、山下埠頭周辺と横浜駅、市中央卸売市場周辺、関内地区を結ぶエリアにLRTなど新交通システムを導入するための検討を始めて、年内に調査結果をまとめる予定です。

詳しくはこちら→ 読売新聞 2014年8月5日報道

横浜市では、2013年8月にLRT(軽量軌道交通)導入を公約に掲げて林文子市長が当選して、臨海部などを訪れる観光客にも利用しやすい公共交通機関の整備に向けた検討が進められてきました。

山下埠頭などの臨海部には、JR根岸線、みなとみらい線、市営地下鉄、市営バスなど既存の公共交通機関がありますが、より充実した公共交通ネットワーク形成が求められていました。
横浜市都市交通課は、横浜の街並みや生みを眺めながら移動できるLRTを導入するインパクトは大きいと説明しています。


新交通システム導入に向けた調査は複数年に渡って実施する予定です。
まず2014年度は、LRT導入ルート選定に向けた調査を行います。
事業主体については、他都市の事例も調査して、市営にするのか、民間企業に委ねるのかなどを検討するとしています。
2015年度以降は、LRT運行による道路交通への影響を想定した実験や、需要の予測、建設コストの試算などを行う予定です。