宇都宮市は、東洋経済新報社が毎年公表している「住みよさランキング」の2014年版で、全国50万人以上の都市としては2年連続で住みよさ第1位になりました。
詳しくはこちら→ 下野新聞 2014年7月25日報道、読売新聞 2014年7月25日報道
「住みよさランキング」(http://toyokeizai.net/articles/-/40139)は、公的な統計データをベースとして「都市力」を算出したランキングで、2014年版は全国791都市(全国790市と東京区部)が対象です。
評価の基準となるのは、「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準充実度」の5つの観点で、全部で15指標の偏差値を算出して、その単純平均を総合評価として他都市と比較しています。
2014年版では、「安心度」項目の育児関連の指標として、待機児童数を調整した「0~4歳人口あたりの保育所定員数」を追加しています。
宇都宮市は、50万人以上の28都市の中では、「利便度」「快適度」「住居水準充実度」が5位で、「安心度」「富裕度」は9位でした。
中核市の中で「住みよさ」を比較すると、富山市、金沢市に次いで3位となり、昨年の4位から一つ順位を上げています。
県庁所在地の中では5位にランクしています(昨年は4位)。
宇都宮市は、突出した項目はなかったものの、平均点がまずまずであったために、総合評価としては高評価になったといえます。
人口50万人以上の都市としては住みよさ1位となったことについて、佐藤栄一市長は「喜ぶべき結果」としながらも、ネットワーク型コンパクトシティ政策などを推進して、より住みやすい都市を目指していきたいと話しています。
なお、人口規模を問わない全国のトップ3は、千葉県印西市、福井県坂井市、石川県野々市市で、宇都宮市は102位となります。
栃木県内の都市の中では、那須塩原市に次いで2位でした。