宇都宮市の佐藤栄一市長は、子ども達が通学する際の交通安全を確保するための対策や手順をまとめた「市通学路交通安全プログラム」を策定したと発表しました。
詳しくはこちら→ 下野新聞 2014年5月23日報道
この発表は、5月22日(木)の市長定例記者会見で行われたもので、平成26年度(2014年度)中に市内全ての小学校にスクールゾーンを設定すること、運転者への注意喚起を強化することなどを盛り込んでいます。
「市通学路交通安全プログラム」は、市の教育委員会や学校、警察、道路管理者などの関係機関で構成する「連絡会議」が中心となって推進していきます。
具体的には、学校からの通学路改善の依頼を受けた段階で、関係機関が専門的な立場から合同で点検を実施して、より効果的で効率的な安全対策を検討することになります。
近年、全国各地で登下校時の子ども達が巻き込まれる交通事故が多発して社会問題になっています。
通学路の安全確保を強化することはもちろん、通勤ドライバーのマナー向上や交通ルール遵守を徹底する必要があります。
また、公共交通ネットワークを拡充して利便性を高めたり、鉄道やLRT、バスなどの駅や停留所の近くに企業を誘致するなどして、マイカーで通勤する人自体を減らしていくことも重要な課題になっています。