自転車ロードレース「第1回宇都宮クリテリウム」が3月に開催

自転車プロロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」の運営会社「サイクルスポーツマネージメント」と「全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)」は、「第1回宇都宮クリテリウム」を2014年3月23日(日)に清原工業団地特設コースで開催します。

詳しくはこちら→ 下野新聞 2014年1月24日報道

 


「第1回宇都宮クリテリウム」は、自転車の国内メジャーレース「ジャパンプロツアー(JPT)」の2014年シーズン開幕戦として実施されます。
これまで「ジャパンプロツアー」は、レースごとに「全日本実業団自転車競技連盟」と地元実行委員会が主体となって開催されてきましたが、今回は「宇都宮ブリッツェン」の運営会社がレース主催(共催)となることで、自転車ロードレースに「ホームレース」という新しい枠組みが登場することになります。

レースの特設コースは、清原体育館管理事務所の西側を発着点として、清原工業団地西部にある幹線道路を1周2.7kmの長方形の周回コースとして設定します。
レースには、プロ、アマチュアの計5部門で、約500人の出場を見込んでいます。
特設コースに設定される幹線道路は、レース開催に伴って、当日は7時間に渡って交通規制が行われます。

宇都宮市では、JR宇都宮駅西口の市街地を舞台として、秋に「ジャパンカップ」が開催されました。
今回「ジャパンプロツアー」の開幕戦が行われることで、「自転車の街・宇都宮」としてのアピールがより強まることになりそうです。


なお、「自転車の街・宇都宮」を推進する宇都宮市では、JR宇都宮駅西口に自転車利用を促進する拠点施設「宮サイクルステーション」を整備してサイクリストの支援を行っているほか、佐藤栄一市長は東西基幹交通として導入するLRT(ライト・レール・トランジット)の電車内に自転車をそのまま持ち込めるようにしたいと発言しています。

電車に自転車を折りたたまずに持ち込めたり、バスの車外に自転車を設置できるラックがあれば、目的地近くの駅や停留所から自転車で移動できるようになります。
乗客が自転車と一緒に移動できれば、従来はクルマを使わないと移動できなかった場所にも公共交通と自転車で移動できるようになり、移動の選択肢の幅を広げることになるため、宇都宮のこれからの取り組みは全国的にも注目を集めています。